止められなかった涙。

今朝、午後近く…

祖父が亡くなりました。

わがままなじーさんで、

お茶出せだの、甘いもの食べたいだの、

なんだの、かんだの言ってた。

母の兄、つまりは伯父さんね。

伯父さんや、その子供…俺の従兄弟達との

喧嘩はしょっちゅうで、

祖父の家は、大声が絶えることがなかった。

亡くなる前も、

末期の水はこうしろだの、

墓はこうしろだの、

坊主はどこのあいつだの、

死んだあとのこといっぱい遺言してた。



今年の頭に祖母が亡くなってから、

家の中もすごく静かになった。

家の中の唯一の良心だったから、

喧嘩も絶えなかった。

今年の夏前、じーさんが風邪ひいたときに、

お見舞いに行ったけど、

そこでも、従兄弟共の喧嘩は絶えなかった。


あのギャーギャーうるさかった家が、

これから静かになるんだと思うと、

悲しくて、悲しくて。



実は、今日はバンド練習だったから、

じーさんの顔を実際見てないので、

なんとなく実感が沸いてない。

それでも、通夜や、葬式の日取りが決まると、

寂しくて、悲しくて、

涙が止められなかった。


毎年、遊びに行ってたよなぁ…。

色々よくしてもらったし、

いっぱい思い出がある。

やっぱり寂しいよ。

わがままだったけど、

俺と、弟、従兄弟共の心配はしてたし、

いっぱい話をしてくれたし、

いっぱい話を聞いてもらった。

じーさんとの2ヶ月ぶりの再会が、

こんな形になってしまうなんて…。



今日はりさと会う約束しててね、

りさにもこのこと話したんだけど、

りさはね、

明るく振舞って、

俺を元気付けてくれた。

俺が望んでたこと、

ちゃんと理解して、

実行してくれた。

ありがとう。

やっぱりりさは最高の恋人だよ。

落ち込んでてゴメンね。