このCDに出会ったのはわずかに2ヶ月くらい前だったと思う。

友達にどうしても!って勧められて聞いたんだよな。

前々から好きは好きだったけど、

聞き込むまで大好きでもなかったマッキー。

今ではもう俺の音楽人生を語る上で欠かすことのできない

大きな存在になっちゃった。

シングルを集めて、大きな売り上げも残した

「SMILING」に続く第2弾ベストアルバムがこれ。

収録曲をアルバム曲中心にして、

よりマッキーの音楽の深い部分が見えてくる。

後にシングルバージョンとしてリリースされる

「北風」から幕を開けるこのアルバムは

胸が苦しくなるほどに切なくなる曲が

たくさん…収められている。

中でも俺の心をつかんで離さなかったのは

「LOVE LETTER」という曲。

『大好きだ 大好きだってとうとう言えないまま
 君は遠くの街に行ってしまう』

確かに焦りを感じてる主人公の気持ち。

見送りに行っても、たくさんの友達に隠れて見えないだろう

なんて、自信のない主人公の気持ちがわかる。

自分の恋愛とも重ねて見ちゃうよな。

確かに俺でもこういう場面になったら、

直接挨拶いえるかな。

わかんねぇな。

『大好きだ 大好きだってとうとう言えないまま
 君は遠くの街にいってしまうのに』

だから沢山の想いを込めたテープを作って渡しに行った。

何気ないことさえ忘れることができないくらいに

相手を好きだって思う主人公の気持ちが切ない。

でも、そのテープさえ、

長い旅の退屈しのぎになればいいだなんて。

『何回も 何回も書き直した手紙は
 まだ僕のポケットの中』

まだ渡せない。

『大好きだ 大好きだってずっと思っていた
 君は遠くの街に行ってしまうから
 何回も何回も書き直した手紙は 
 ずっと僕のポケットの中』

結局渡せない。

遠くの街に行ってしまう彼女を困らせたくないっていう気持ち。

ラブレターを渡せば必ず二人の仲が変わる。

それが怖い。

色んな想いがあるんだろう。

サビが来るたびに、少しだけ歌詞を変えて、

状況を2転3転させる、マッキーの歌詞のセンスには脱帽ですね。

この曲のほかにも、名曲が沢山。

捨て曲なんて、もちろんありません。

いくつかおススメを挙げるとすれば…

「君に会いに行く」「花水木」「Witch Hazel」

あたりかなぁ。

とにかくね、マッキーをまだよく知らない人には

このアルバムをおススメしたいんだよな。

いつ聞いても泣ける。

辛い時に一緒に泣いてくれるんだよね。

車の中では絶対マッキー。

一人で運転することが多いから、

浸れるんだよね(笑)。

マッキーの音楽と出会って、

俺の音楽はずいぶん変わった。

元々作ってたメロディーラインは彼と同質の

ものだったから、そんなに変わらないけど、

歌詞だね。

伝えたいことをより明確に伝える方法、

教わりました。

誰かを好きになることで、強くなる。

そんな気持ちを優しく教えてくれる。

マッキー、尊敬してますよ。

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